普及版・法隆寺: 世界最古の木造建築
¥1,650
『普及版・法隆寺: 世界最古の木造建築 (日本人はどのように建造物をつくってきたか) 』
西岡常一・宮上茂隆[著]、穂積 和夫[イラスト]
2023年、草思社刊、1,650円 in tax
建築をつくるというのは、並大抵のことではありません。それも1400年もこの世に存在し続ける法隆寺ともなれば、なおのこと。すべてを正確に記述することは難しいけれど、この本では詳細なイラストと文章を駆使して、精いっぱい解き明かそうと試みています。その執念深さは圧巻です。時代の状況や人々の生活にはじまり、材料や技術、そしてじっさいの建築の過程を順を追って見ていくのですが、絵巻物のようでもあり、壮大な物語のようでもある。ものづくりの世界の豊かさと面白さが、あるいは人類の営みが、鮮やかに描き出されています。子ども向けにルビもついていますが、大人にこそ読んでほしい本です。(西尾)
西岡常一・宮上茂隆[著]、穂積 和夫[イラスト]
2023年、草思社刊、1,650円 in tax
建築をつくるというのは、並大抵のことではありません。それも1400年もこの世に存在し続ける法隆寺ともなれば、なおのこと。すべてを正確に記述することは難しいけれど、この本では詳細なイラストと文章を駆使して、精いっぱい解き明かそうと試みています。その執念深さは圧巻です。時代の状況や人々の生活にはじまり、材料や技術、そしてじっさいの建築の過程を順を追って見ていくのですが、絵巻物のようでもあり、壮大な物語のようでもある。ものづくりの世界の豊かさと面白さが、あるいは人類の営みが、鮮やかに描き出されています。子ども向けにルビもついていますが、大人にこそ読んでほしい本です。(西尾)